なぜ香港を拠点にしているのか?ご質問に答えます。
いいじゃんのオンラインストアに来てくれてありがとうございます。
今日のブログテーマは、こちらもご質問が多かった「いいじゃんって日本の会社なの?」「香港で事業登記しているの?」「運営スタッフは日本人なの?」などなど 当社のちょっとかわった創業・生い立ちについてのお話です。
創業のきっかけ
いいじゃんは、2019年の1月にここ香港で創業いたしました。
もともと日本企業の駐在員として2011年から滞在していたわたしが、10年間近く住んでいることで香港のことが大好きになってしまい、前職をやめてここ香港で仕事をする道を選びました。
何の仕事をするかは、もう決めていました。
わたしが好きな そして香港のみなさんが好きな、日本のアニメをテーマにしたイベントをたくさん企画して実施することです。
わたしは前職のとき、日本の素晴らしいアニメのライセンサーさまたちとお仕事をする機会が多くありました。香港内のショッピングセンターで実施する夏・冬の華やかなイベントを見て わたしもその仕事がやりたくなって、本業とちょっと異なる分野にもかかわらず、いくつかのイベント企画をやったものです。
みんなで打ち合わせし おもしろい企画をつくり、版権元さまと相談する。オリジナル現地商品を企画して生産する。オープンの日には大勢のお客様が行列をつくり、限定品を買ってお喜びになる。こういうシーンを見続けるうちに、いつかこれを本業にしてみたい、これこそわたしの人生を賭けるべき分野だ!とつよく思いました。
香港について
前職をはなれたとき、日本に帰国したり 別の国で仕事することも考えました。そういうオファーもいただきました。でもわたしと家族はすっかり香港のことが好きになっていたのです。わたしも香港の文化が好きだし。お昼ご飯は 雲呑麺や海南鶏飯。かならず凍檸茶(走甜)。わたしのこどもたちはみんな香港QE(伊利沙伯医院)生まれです。
仕事の仲間たちもみなさんとても暖かく、すっかり友情が育まれていました。いいじゃんの仕事がはじまってすぐに、大勢の香港人の仲間たちに助けられ、そして今でもお互いに情報交換をしあっています。
ここ香港はわたしとわたしの家族にとって、第二の故郷なのです。
わたしたちの役割、ユニークさ
香港に住んで仕事をする日本人。わたしがこの土地、仲間たち、お客さまがたに貢献できるのは何だろうか。こたえはひとつではありませんが、いまわたしが考えていることは
日本で生まれた優れたコンテンツ、アニメ、ゲーム、キャラクターIP(intellectual property)をアジアのファンにたくさんお届けしたい!
ということです。
ライセンサーさま各社と話をしていて感じたこと、それは 海外のファンに向けてもっともっと期待に応えたい、もっとたくさんやりたいことがある、ということです。日本のコンテンツ・エンターテインメント市場はとても大きく膨大、しかも次々にライバルが誕生し続ける 競争の激しいところです。日々 日本国内でマーケティングに明け暮れていると、海外に向けての仕事がなかなか捗らないというシーンをよくみました。
わたしがそういったライセンサーさまに喜ばれたのは、香港の市場を分析・ご説明して、ローカライズの企画と営業を自ら実施してプロアクティブに動いてきたからでした。
日本のコンテンツホルダーさまと一緒になって、丁寧かつダイナミックなマーケティングを実施する。何よりそのコンテンツのことが大好きだから、ファンが喜ぶ企画を作れる。商品も日本人デザイナーによる高品質なものを目指せる。
これこそ当社の役割であり、他の会社に負けない(と思う)ところだし、この点を磨き続けてゆきたいと思います。
当サイトではみなさまからのご意見もお待ちしております。こんなアニメが好きだ。こんな商品が欲しい。お気軽にコメントを残してくださいね。
おわり
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