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記事: なぜサイバーフォーミュラなのか?ご質問に答えます。

なぜサイバーフォーミュラなのか?ご質問に答えます。

当社商品の第一弾は、「新世紀GPX サイバーフォーミュラ」からでした。


2021年の香港GPではイベントの規模や内容、そして当社商品が大変好評をいただき、予想以上の大盛況となりました。そこで関係者の皆様からは「何でサイバーをやろうと思ったの?」とご質問をいただく機会が多かったのが印象的です。
そもそもこの企画、版権元のサンライズさまとは2020年のなかば頃から「来年2021年のサイバーフォーミュラ30周年を海外でも盛り上げよう」というテーマで話し合いや企画を進めてきました。えっ!サイバーフォーミュラの周年なのに、国内だけで終わらせるのはもったいない。ぜひ海外での企画で、当社にお手伝いをさせてください!などという熱意だけでしつこくお願いして、まだ創業まもなく実績のない当社が 企画会議の末席に加えていただくことになったのです。


さて 当社がサイバーフォーミュラに並々ならぬ情熱を傾ける理由がふたつあります。

1つ目の理由は、わたしがサイバーフォーミュラのことを大好きだからですw


最初にシリーズのストーリーをちゃんと観たのは、2018年。香港の商業施設LCXでのイベント企画のためでした。1991年の放映当時、わたしは日本のリアタイ放送を観ていなかったのでした。反省。
この作品の素晴らしいところは枚挙にいとまがないですし、このコラムをお読みになるのはきっと熱心なサイバーファンの方でしょうから、あえて基礎的なことは申しません。みんなそれぞれ好きなドライバー、好きなシーンがあるでしょう。お気に入りのカップリングがあるでしょう。未だにリリースされつづけるマシンの造形に魅了されるでしょう。わたしは序盤の新条くん×今日子さん推し。このようにファンからの多角的な好意を全て受け切れるくらい、このシリーズは完成度の高いドラマだという結論はもう出ています。


ではわたし個人がなぜ今でもサイバーの世界に魅了されるのかといえば、がむしゃらに頑張る人間の美しさと、挫折から雄々しく立ち上がる個人を描いているから、と答えます。14歳でSUGOアスラーダのメインドライバーになった風見ハヤトは、ストーリー序盤から悩み、打ちひしがれます。戦いに敗れ、罵られます。かつて若武者ともてはやされながら、勝てなくなった新条くんも。SINの加賀さんは勝負の世界に己を追い込み、悲壮感に溢れていました。でも彼らは歩みを止めません。泥だらけになっても、時に危険な賭けにでながらも、決して曲げない信念とともに勝利に向かって挑みます。戦う者たちの情熱と悲壮と達成が、純粋なまでに描かれているのです。


翻って私たちの世界。近年、自分たちの将来に希望がもてない、緩やかな諦念が溢れていると感じます。日本だけではない、ここ香港でも。政治や経済が先行きを明示できず不透明さに塗れる中、新型肺炎がさらに世界を暗くしました。自分が勤める会社が、頼りない政治家が、富を独占する富豪が不満だ。そんな話ばかり。


でもそうじゃない。


わたしたちはサイバーフォーミュラから何を学んだのか。それは、いつだって立ち向かうのは自分だということ。逆転の一歩は、自らの信念と行動から。人生の主導権は自分。ひとが不安を語るそのとき、みんなが使う主語は得てして大きすぎます。国が、政治が、会社が。そうじゃない。


目の前の困難に自分事として向き合って立ち向かう。負けてもいい。でも戦わなかった後悔はいやだ。これが風見ハヤトや新条直輝、加賀さんが見せてくれた世界なんじゃないか。サイバーフォーミュラ30周年の今、わたしがこの作品に特に執着してイベントをやりたい、商品をつくりたいと思ったのにはこんな背景があります。



さてもうひとつの理由は、当社が拠点としているここ 香港では、数多くのサイバーフォーミュラファンが未だ現役で情熱を燃やし続けているという点。そう、ここ香港はサイバーフォーミュラが世界で一番愛されているエリアなのです。サイバーフォーミュラ先進エリア。断言。


わたしは、いいじゃんを創業する前に所属していた会社で、2018年にサイバーフォーミュラのイベントを企画、実施する経験をしていました。アスラーダG.S.X.と凰呀AN-21のFRP立像を制作し、POP-UPストアでは日本からの輸入商品に加えて大急ぎで自社商品を企画・制作しました。迎えたイベント初日、大勢のお客様が来場され、写真撮影や商品購入にいそしむ姿をみてとても感動しました
このイベントには反省点もありました。当時わたしたちは、商品制作について全くの素人で、制作代行会社さんにノリで委託して進めるようなところがありました。もちろん企画がはまって、販売した商品は好評をいただき 飛ぶように売れたのですが、もっとユニークで もっと特別なものをつくりたいという小さな目標が このときわたしの中に明確に芽生えました。


そうか、みんなサイバーフォーミュラの商品を待っていたんだ。香港に住む情熱的なサイバーファンをもっと喜ばせたかった、唸らせたかった。この体験が やがて自分で商品を企画し、ライセンスを取得して企画・制作をする道に進む原点になったと思います。

前職を辞めて、キャラクターグッズの商品を作り始めた経緯についてはまた別のコラムでお話ししたいと思います。

 


おわり

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